トランクルームを利用したいけれど、大きな家具や家電をどうやって運べばいいのか悩んでいませんか?実は、トランクルームへの荷物運搬には複数の方法があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。
この記事では、トランクルーム荷物の運搬方法について詳しく解説し、あなたの状況に最適な運搬方法を見つけるお手伝いをします。費用を抑えたい方から、とにかく楽に運びたい方まで、様々なニーズに対応した情報をお届けします。
トランクルームへの荷物運搬方法は主に3つ
トランクルームに荷物を運ぶ方法は、大きく分けて3つあります。それぞれの特徴を理解して、自分に合った方法を選びましょう。
自分で運ぶ方法
最も一般的で費用を抑えられるのが自力での運搬です。軽い荷物や小さなサイズの物であれば、自家用車やレンタカーを使って運ぶことができます。
ただし、大型家電や家具を運ぶ場合は軽トラックが必要になることもあります。また、トランクルームに駐車場がない場合は、コインパーキングを利用する必要があり、追加費用がかかる可能性があります。
引っ越し業者・配送業者に依頼
プロの業者に依頼すれば、重い家具や壊れやすい家電も安全に運んでもらえます。家からの搬出からトランクルームへの搬入まで、すべてお任せできるのが最大のメリットです。
料金相場は15km圏内の移動で約3万円程度ですが、3月後半から4月上旬の繁忙期は料金が大幅に上がるため注意が必要です。一部のトランクルームでは提携業者の割引サービスもあります。
トランクルーム運送サービスの利用
トランクルーム運営会社が提供する運送サービスは、引っ越し業者より安価で利用できる場合が多いのが特徴です。運転手付きのトラックを時間制で利用でき、30分5,020円から利用可能なサービスもあります。
車のサイズも軽トラック、1tバン、2tアルミバンから選択でき、荷物の量に応じて最適なプランを選べます。運転のみのセルフ型と、運転手とお手伝いがセットのレギュラー型から選択可能です。
運送サービスが適している場面
どのような場合に運送サービスを利用すべきでしょうか?具体的なケースを見てみましょう。
大きな荷物を運べる車がない場合
大型家電や家具を運ぶには、普通車では対応できないことがほとんどです。中型や大型トラックが必要になりますが、運転免許の問題もあり、個人で手配するのは困難です。
このような場合は、最初から運送サービスを利用する方が効率的で安全です。トラックの手配から運転手の確保まで、すべて任せることができます。
頻繁な出し入れがない場合
運送サービスは、長期保管を前提とした利用に適しています。頻繁に荷物を出し入れする場合は、そのたびに運送費用がかかってしまうためです。
海外出張や転勤で一時的に荷物を預ける場合、引っ越しの際の一時保管など、出し入れの回数が限られているケースで威力を発揮します。
運送サービスの料金体系
運送サービスの料金は、時間制が基本となっています。代表的なサービスでは以下のような料金設定になっています。
車両タイプ | 基本料金(30分) | 適用荷物量 |
---|---|---|
軽トラック | 5,020円~ | 小型家電・段ボール数個 |
1tバン | 6,500円~ | 中型家具・家電 |
2tアルミバン | 8,800円~ | 大型家具・大量の荷物 |
料金を抑えたい場合は、運転のみのセルフ型を選択することで費用を削減できます。荷物の搬入作業も含めて依頼したい場合は、レギュラー型を選びましょう。
無料運送サービスを提供するトランクルーム
一部のトランクルームでは、利用者向けに無料の運送サービスを提供しています。これらのサービスを活用すれば、運搬費用を大幅に削減できます。
無料サービスを提供している主なトランクルーム会社には、キュラーズの無料シャトルサービスや、複数の運営会社が提携している運送サービスがあります。ただし、無料になる条件は各社で異なるため、事前に確認が必要です。
自力運搬を選ぶ場合のポイント
やはり自分で運びたいという方のために、荷物の搬入がしやすいトランクルームの選び方をご紹介します。
車の乗り入れ可能性を確認
トランクルームの敷地内に駐車場があるか、借りている部屋の前まで車を横付けできるかは重要なポイントです。遠い駐車場から重い荷物を運ぶのは大変な労力を要します。
車を横付けできない場合は、台車の用意も検討しましょう。多くのトランクルームでは台車の貸し出しサービスも行っています。
1階の部屋を選択
屋外タイプのトランクルームは2段積みが一般的です。大きな荷物や重い物を預ける予定がある場合は、必ず1階の部屋を選びましょう。
階段での荷物の運搬は危険が伴うだけでなく、体力的にも大きな負担となります。頻繁に出し入れする予定がある場合も、1階の利用がおすすめです。
まとめ:最適な運搬方法を選んで快適なトランクルーム生活を
トランクルーム荷物の運搬方法は、あなたの状況や予算に応じて選択することが大切です。費用を最優先するなら自力運搬、安全性と楽さを重視するなら運送サービスの利用がおすすめです。
特に大型家具や家電を預ける場合は、無理をせずプロのサービスを活用することで、荷物の破損リスクを避けることができます。トランクルーム選びの際は、運搬方法も含めて総合的に検討し、あなたにとって最適な選択をしてください。